里親 制度の歴史-6 

● インターネットで里親制度を呼びかけ
井上さんがインターネットでホテルの案内とバリの観光案内や広報を始めたのは、5年前から。
同時に、トランベン村の実状を訴え、バリを訪れる人に古着の提供を求めている。
トランベン村の里親制度を始めたのは、1998年から。その前にも里親の活動はしていた
が、考えさせられることもあり、直接自分たちの手でできる範囲に限定した。
中学生一人が学校に通うには、一カ月日本円で3000円あればいい。そして、バリに来て
里子さんたちに会って欲しい、バリにおいでくださいとお願いもしている。私たちが訪れたと
きは、青森県から、印刷所を経営しているご夫妻が、プリントに失敗したTシャツや古着
などを携えておいでになっていた。また、井上さんは村人に記録係を作ってもらい、村中人々全てに
必ず平等に衣類や援助品が行き渡るように、あれこれ気を配ることも忘れていない。
古着も奪い合いにならないように、新聞紙に包み、名簿でチェックしながら渡している。
 小さくても弟や妹のお世話をしています。水汲みも日課です。